よぎ考

30代の会社員。日常思ったことの記録です。

自費でPCR検査を受けて帰省した話

11月中旬、田舎の祖父が亡くなった。

急なことだった。元気に一人暮らしをしていてまだまだ長生きするだろうと思っていたのに。

 

両親から連絡があったのが金曜日の午前。そのまま週末に帰省することを決めた。

ただし、そのためには新型コロナに感染していないか確認しないといけない。

※母親の職場のルールでもあったし、この帰省で接触する人間の大半は自身が高齢者か、高齢者と同居している。祖父の葬式をするのは感染者が未だ1人も出ていない地域なのもあり、通夜・葬式に参加するのには検査するのが安心だった。

 

日曜の通夜に間に合うには、金曜~土曜に検査⇒土曜日中に結果を教えてくれるところを見つける必要があった。

すぐに自費で検査をしてくれるクリニックを調べて何カ所かには電話で問い合わせたが、ここまでスピーディーにやってくれるところは少ない。

検査から結果通知まで、2-3日かかるところが多い印象だ。

もし陰性結果を持って帰省したい場合、検査~結果通知までは自主隔離生活をしないと結果の信頼度が下がるので、なかなか大変だと思う。

 

今回はその日の午後検査⇒土曜日昼頃に結果通知をしてくれるところが見つかったので、お願いした。

検査方式はドライブスルー。

車から降りることなく、駐車場に設けられた検査スペースで順に受ける形だった。

むしろ、車で来れない人は検査NGらしい。

※地方都市とは言え車がなくても生活できるエリアなので、これはこれでハードル高いなと思った。

 

検査代は3万円(税込)。

翌日の土曜日昼には電話が来て、結果を通知してくれた。

結果はめでたく陰性。

翌日の飛行機で飛び、最後のお別れをすることが出来た。

 

ちなみに、地元への移動の間、主要駅や空港は旅行客でとても混雑していたし、普段は空いている飛行機は満席だった。

自身が普段以上に感染防止に神経を使っているせいもあるけれど、「警戒している自分と世の中の意識の差」が引っかかってストレスだった。

49日の関係で、年末も再度地元に帰ることになる。

また検査を受けて帰省するわけだけど、現在の感染者数増とGotoの制限を受けて、道中の景色がどう変化しているか気になるところだ。